こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。電気工事を依頼したいと考えている方は、どこに依頼しようかと業者探しを始めていることでしょう。その時目にする機会が多く訪れるのがこの『登録電気工事業者』という言葉。これは、一体どんなことを意味するのでしょうか?今回は電気工事において登録電気工事業者がの重要性について迫っていきます。
登録電気工事業者とは
■電気工事業を営む上で欠かせない登録のこと
登録電気工事業者とは、電気工事を生業として仕事をする会社において、欠かすことの出来ない登録のことを言います。一般家庭や店舗・企業など様々な場所において電気工事を行う場合、専門知識を有しているものでなければ命の危険が伴ってしまう非常に危ない仕事でもある工事。だからこそ、悪徳業者を少しでも排除し、信頼できる電気工事業者を証明するためにも、仕事として請け負う為には、必ずこの登録電気工事業者を取得しておく必要があります。
■電気工事業者から届け出をすることで始まる
この登録電気工事業者は、電気工事を仕事として提供したいと考える業者側から、各所に登録申請の届け出を行う事から始まります。経済産業大臣や、都道府県知事からの登録を受ける必要があり、届け出を提出した後、しっかりとした確認事項を満たしている条件下のみ与えられる登録になります。
■登録対象になるために必要な条件は様々
登録電気工事業者の届け出を行うためには、その会社が登録対象に当てはまる条件を満たしていることが大優先です。主に以下の事項が該当します。
・1級もしくは2級電気工事士の資格を有し3年以上の実務経験がある者を主任電気工事士として置くこと
つまり、電気工事を安全に取り仕切ることが出来る資格を有している人がいなければ、この登録を申請することすら出来ないということです。さらに、一度登録できれば今後一切安心できるという登録ではありません。5年ごとに更新が必要であり、いずれも登録するに満たない会社であると判断されてしまえば、登録を抹消されてしまうものになります。
■みなし登録電気工事業者とは別のもの
電気工事に携われる権利として、似たような扱いとして『みなし登録電気工事業者』というものがあります。ですが、登録電気工事業者とは行える工事内容が全く異なるという点を理解しておきましょう。
みなし登録電気工事業者の場合では建築業許可を取得している業者の内、一般用電気工作物や自家用電気工作物といわれる最大出力500kw未満の需要設備にかかる電気工事のみを行う事ができるものです。登録電気工事業者よりも請け負える電気工事の幅が狭まりますので、依頼業者を探す際の参考にしましょう。
信頼できる電気工事業者を探すために
■依頼内容の大小に関わらず登録しているかを確認すると安心
自分たちの依頼したいと考える電気工事、随分ちょっとした電気工事であっても、その依頼先の業者がしっかりと届け出を出した上で登録認定されている業者かどうかを事前に把握しておくことは、安心できる依頼のためには欠かせません。電気工事業者としてしっかりと仕事を請け負っている会社であれば必ず、登録電気工事業者、もしくはみなし登録電気工事業者のいずれかを有しているものです。だからこそ、これら登録の対象に該当する信頼できる業者かどうかを事前に見極める事で、安全に満足度の高い工事を依頼することが出来るでしょう。
まとめ
今回は登録電気工事業者とはなにかという点について解説してきました。こうした申請の受理を受けている信頼ある電気工事業者に依頼できるかどうかによって、満足度の高い依頼が出来るかが分かれます。まずは業者選びの段階からしっかりと見極めていきましょう。