こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。日々の暮らしに欠かせないコンセント。故障や不具合が発生することでの交換依頼や、新しい場所にコンセント箇所を増やしたいなどといった際にコンセントの電気工事を依頼するケースがあります。この場合、電気工事業者に対してどのような注意点で依頼を進める事が正しいのでしょうか?今回はそんな視点から解説していきます。信頼できる業者を見極めて、満足度の高い依頼に繋げましょう。

コンセントの電気工事における注意点
■依頼する物件が自己所有かそうでないか
コンセントの電気工事を依頼しようと考える場合には、まずそのお家が自己所有物件であるか、賃貸物件であるかを明確にしておきましょう。一軒家の完全な自己所有物件であれば特別問題はなく電気工事の依頼を行う事ができます。アパートや借家などの賃貸物件におけるコンセントなどの電気工事の場合には、実際に所有権を持っている大家さんや管理会社の判断が必要になりますので、勝手に依頼をするのではなく、工事したい旨を相談するところから始めていきましょう。また、自己所有であるマンションの場合にも、電気工事を行いたいと検討している箇所が自己所有部分なのか共有部分に該当するのかを明確にしておきましょう。仮に共有部分における電気工事依頼の場合には、独断での判断では出来ません。管理組合に掛け合い、みんなの賛同を得てから工事に進む事ができるようになります。
■増設したい場合には具体的な場所についての検討を
コンセントの増設を検討している場合には、具体的にどの箇所にどのタップ数のコンセントが必要になるかを検討しておきましょう。生活していく上で必要だな・・・と感じる場合にこういった増設を検討することが多く、せっかくなら使い勝手のいい場所に増設させることが満足度も高くなります。だからこそ、一旦はその箇所にコンセント増設が出来る・出来ないは置いておいて、希望箇所を洗い出しておきましょう。
■既存配線を活かす場合にはそもそもの電圧を確認
コンセントの増設や新設を行う場合に重要になってくるのが、どうやってその新しい場所に電気配線を持ってくるかということ。既存の配線を分配することで新しいコンセントに電力を持ってくるということもできますが、この場合には、分配した元と合計した総容量の電力までしか使用することが出来なくなります。そのため、元々の電圧が低い場合には、分配におけるコンセント工事を行っても、満足のいく工事にならないケースがあります。この点はしっかりと電気工事業者に確認してもらうようにしましょう。
■使用用途によって最適なコンセントの容量が変わる
また、電気使用量の特に大きな家電類、エアコンや電子レンジ・冷蔵庫などに付随するコンセントの工事の場合には、100vコンセントよりもより容量の高い200vコンセントの設置が適している可能性もあります。そのため、ある程度使用用途が明確なのであれば予め高容量のコンセント工事の依頼を行いましょう。
■ブレーカーに空きがあるかを確認する
その建物の電力系統をまとめているブレーカー自体に空きがあるかを確認しておくことも大切です。もし、空きがすでにない状態では、ブレーカーを増設する工事も合わせて必要になる可能性がありますので認識しておきましょう。
■追加料金がかかる事項について確認する
電気工事業者にコンセント工事の見積をもらう際、この金額よりも追加料金がかかる事項についてを確認しておくといいでしょう。予期せぬ出費に驚く事がないように、様々な可能性を考慮して把握しておくと安心です。
■保証やアフターサービスの有無を確認する
また、その依頼する電気工事業者での工事後の保証やアフターサービスについても確認してみましょう。こういった手厚いサービスがある場合には、より安心して工事を任せる事ができますしね!
まとめ
今回はコンセントの電気工事依頼における注意点について解説してきました。コンセントをなぜ交換したいのか、その依頼目的についてまずはしっかりと検討しておきましょう。その上で、そこに依頼を実行することが出来るのかチェックを行っていく工程を電気工事業者が行っていきます。見積を提示してくれる際には、追加料金がかかるケースについて把握することに加え、電気工事終了後の保証やアフターサービスの有無を確認しておくとより安心できる依頼になることでしょう。