こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。日々の暮らしの中で欠かせない電気。満足に不安なく一定の供給を受け続けるためにも、電気工事業者の方から時たま『点検のお知らせ』を受けることがあります。こうした点検時には、一時的に停電になるケースがありますが、この点検における停電時には、普段使用している家電類のコンセントタップは刺したままの状態で問題がないのでしょうか?今回はそんな疑問にお答えして、停電時の安全なコンセントの在り方について解説していきます。

停電時におけるコンセントについて
■自発的に発熱する家電類はコンセントを抜いておく
コンセントに接続することで自発的に発熱するような機器、つまり、暖房器具やアイロンなどを使用している場合には、停電に伴い速やかにコンセントからプラグを抜いて、使用できない状態にしておきましょう。これは、停電復旧時にこれらに電源が付いているということを忘れてしまうことで発生する火災リスクを削減させるためです。安全を機して、優先的に確認し抜いておくようにしましょう。
■復旧時の突然の電力過多を防ぐため不要なものは抜いておく
また、電気工事などによる停電が復旧した場合に、お家全体の電源系統が一気に使用開始することになります。この際、電力過多になってしまいブレーカーが飛んだり、ヒューズが落ちてしまうといった事象を防ぐためにも、不要である電子機器類のコンセントは一旦抜いておくことで、停電復旧を促すこともできます。優先的に使用したいもの以外についてはコンセントからプラグを抜いておけばいいということですね。
■冷蔵庫やエアコン・洗濯機はそのままでOK
大型家電ともいえる冷蔵庫やエアコン・洗濯機などについては、コンセントをあえて抜いておくという準備を行う必要はありません。停電復旧時に自動的に再起動され通常通りに運転が再開されます。ただし、いずれも初期設定の動き・設定に戻ってしまうケースがありますので、それぞれに自身の使いやすい設定を行っている場合であれば、停電復旧後に各自設定を見直しておくといいでしょう。
停電が起きる原因について
■電柱や電線の修理・交換のための計画的停電
電気工事業者による事前告知のある停電の場合には、電柱や電線の修理や交換が目的となっている場合が多いです。老朽化などに伴い大本である電線を修理するために、各自の建物内で一時的に電気使用が出来なくなるのです。この場合には各住民に対し配慮されているケースが多く、作業時間も最短で終えられるように準備・計画を行ってくれています。安全に使用し続けられるように、ぜひとも協力できるように準備を行っておきましょう。
■自然災害が要因
電気工事業者からのお知らせなどなく、突然停電が発生してしまう場合には、自然災害が要因になっていることも。台風や地震などの影響で電線にトラブルが発生することで一般的な電気供給が行われなくなります。この場合には問題解消が行われるまで待つしかありません。上記でお伝えしたコンセント類の確認を行った上で復旧を待ちましょう。
■ブレーカーや漏電が起因の場合も
また、停電が自宅のみで発生している場合には、その建物のブレーカーの故障や漏電が原因となっている可能性が考えられます。周辺の住宅を外から確認し電気がついているようであれば自宅のみの停電であると理解し、早急に電気工事業者に原因の確認を依頼するようにしましょう。
まとめ
今回は電気工事などにおける停電時の際、コンセントの利用についてを解説してきました。また、停電が起きる原因についても触れてきましたが、電気工事における計画的停電の場合であれば事前に停電する時間を把握しておくことが出来るため、コンセントの使用についても計画的に準備しておくことが出来ます。ただし、自然災害や、自身の家で使用する電気系統の故障が原因で停電してしまっているケースも想定されるため、いずれの場合においても、コンセントの在り方を見直した上で、自然災害時には復旧を待ち、自宅のみの停電の場合には速やかに電気工事業者に依頼を行いましょう。