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電子レンジ用のコンセント工事における注意点とは?

こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。お家の中にはあらゆる箇所にコンセントが設置されています。そのコンセントの中でも、特に容量が大きく使用用途が明確になっている場合には、予めしっかりと工夫しながらコンセントの電気工事を行っておいた方がいいケースがあります。そのため、今回は特に電子レンジにフォーカスを当てて、電子レンジ用のコンセントを設置する場合における注意点について解説していきます。

電子レンジの電気工事

電子レンジのコンセント工事における注意点

■設置場所を明確にしておく

電子レンジのコンセントを電気工事で計画する場合には、予め設定場所を想定して工事を行っておくことが重要です。キッチン周りに設置されることが多く、カップボードの部分において利用するケースが一般的ですが、ある程度目星をつけておくことで、電子レンジ用のコンセントをどこに工事していったらいいかという場所が絞り込めるようになります。

■専用にするつもりでコンセントの配置をする

電子レンジのコンセントを電気工事計画する場合には、電子レンジのみを使用するつもりで場所を配置しましょう。電子レンジは家電の中でも高い電力を使用するものであるため、同一のコンセントを通常で併用する場合には、そのコンセントに与えられているトータル電圧総量を超えてしまう可能性があり、使用する際に支障が発生してしまう可能性が高いです。また、電子レンジを使用したいと考える場所からコンセントの場所が遠い場合、電子レンジの配線が届かなくなってしまうケースがあります。その際には延長コードを利用すればいいと考えられる方も多いかと思いますが、延長コードやたこ足配線をしてしまうことで感電や漏電リスクを高めてしまうことになりますので、出来るだけ電子レンジの場合には、専用コンセントに出来るように配置を計画しましょう。

■水回り周辺は避ける

また、水回り周辺に電子レンジのコンセント設置をすることは控えておいた方が無難でしょう。食器洗いなどを行うシンクにより近い場所では、万が一の水撥ねの際に漏電リスクが高まります。もし、設置希望箇所が水回り周辺になりそうな場合には、防水仕様のコンセントの設置やカバー付きのもので電気工事を行うようにしましょう。

■アース線の取り付けが可能なコンセントを設置

また、電圧の高い電子レンジであるために、アース線取り付けの可能なコンセントを設置するようにしましょう。アース線とは、余剰な電力や漏電・雷が発生した場合に、家電に電流が流れてしまうことによる故障を防ぐために設置するものです。コンセントの挿し口の周辺に穴があり、そこにアース線を接続しておくことで、こういった過剰な電流を地面へと速やかに流していくことが出来るようになります。使用している電子レンジのコンセントプラグにアース線がない場合であっても、電子レンジ用のコンセントを工事する場合には、アース線を接続できるコンセントを工事設置しておきましょう。

まとめ

今回は電子レンジ用のコンセントを電気工事で設置する際の注意点について解説してきました。電気使用量の高い電子レンジだからこそ、一般的な場所に設置するコンセントとは違い、知っておきたい工夫や注意点を考慮して、安全で利便性の高い場所への電気工事が必要になります。ぜひ、今回の4点を考慮しながら、電子レンジのコンセント工事を計画してみてください。

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