こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。室内を明るく照らす上で欠かせないのが照明器具。様々な形状の照明器具がありますが、それぞれを設置する場合にはそれぞれに電源となるコンセントは必要になるのでしょうか?今回はそんな疑問を解消するべく、照明ごとに必要なコンセントの電気工事について解説していきます。

照明器具のコンセント工事について
■ダウンライトLEDライトの場合
まずは、最近の住宅で最も多く人気を博している、ダウンライト型のLEDライトに焦点を置いて考えていきましょう。ダウンライトとは、屋根に埋め込まれている形状であるため、照明器具が天井に出ることはなく、すっきりとした見栄えの実現と、空間が広く保てるというメリットがあります。このダウンライト式のLEDライトを設置する場合には、コンセントという形状で準備をする必要はなく、天井の中で電源配線を行っていくため特別問題はありません。いずれにせよ、ダウンライトのLEDライトを設置した場合には、電球交換を行う場合は必ず電気工事業者による作業が必要になります。LED電球自体は長期間寿命が継続するという利点があるものの、一生涯保つというわけではありません。その点を理解した上で照明設置を検討しましょう。
■直結タイプの場合
上記で解説したLEDダウンライトと同様に、天井の内部を配線で通すことで電源確保している照明の場合は、直結タイプと言います。直結タイプの照明器具を取り付けたい場合には、天井から直接電気配線コードを引いてくる必要があり、そのコードに対して照明器具の配線コードを結束させることで照明器具を天井に固定させていきます。天井部分にはカバーを必ず設置することで、見栄えもよく綺麗な照明設置を行う事ができます。また、このタイプの照明では照明器具と配線コードを接続する際に危険が伴う作業に該当するため、電気工事業者による対応が不可欠になります。照明器具ごと交換を希望する場合や、取り付け工事を希望する場合には速やかに電気工事業者に依頼を行いましょう。
■引っ掛けシーリングの場合
照明器具の中で比較的誰でも簡単に取り付けることが出来るのがこの引っ掛けシーリングタイプの照明です。天井に取り付けてあるコンセント(引っ掛けシーリングボディ)に、設置したい照明器具のプラグ部分をはめ込むことで取り付け使用することが出来ます。この引っ掛けシーリングボディと呼ばれるコンセント部分の工事だけ、電気工事業者に行ってもらう事ができれば、以降、照明器具の交換を行う際には都度依頼をする必要はなく、誰でも簡単に交換することが出来るのです。手軽に照明を交換することでインテリアを変更したい意向が強い場合にはこちらのタイプの照明をメインに電気工事を行っておくことで、今後も簡単に交換していくことが出来るでしょう。
まとめ
今回は、主に室内における照明器具に関連したコンセントの電気工事について解説してきました。どんな形状の照明器具を取り付けるかによって、電力源となるコンセントが必要か、そうでなく直結パターンでの設置になるのかという方法が異なってきます。いずれの場合でも、より具体的に理想な照明器具がある場合には、設置したい照明を予め明確にした上で、その照明を取り付けたいという希望を電気工事業者に伝えるようにしましょう。希望された照明を取り付けるために必要な電気工事を計画してくれます。新築を計画する場合や、照明交換に際してのコンセント工事の際にぜひ役立ててみてください。