こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。現代の生活において欠かせない設備は様々ありますが、電源元でもあるコンセントが無くてはなにも始まらないといっても過言ではありません。そんな電力源のコンセント、お家の中に必要なのはわかっているものの、屋外では本当に必要になるのでしょうか?新築を建てる際であっても明らかに不要であるならば設置費用も削減したいと考えてしまうものです。そこで今回は、電気工事にて屋外にコンセントを設置することでのメリット・デメリットについて解説していきます。両方の視点から柔軟に考えてみましょう。

屋外コンセントのメリット
■庭での活動を幅広くさせる
屋外にコンセントを設置させることで、庭における活動の幅を広くさせることが出来ます。庭の使い方にも一工夫持たせることができ、例えばお家の清掃の一貫として高圧洗浄を使用することができたり、電動芝刈り機を使用することが出来るようになっていきます。更に、季節ごとにイルミネーションなどを計画したり、夏には電力を用いることで稼働する様々なおもちゃを利用することもできるのです。実に様々な使い方を計画することが出来るようになることから、メリットを十分に体感することが出来るでしょう。
■アウトドア活動や作業が快適に行える
また、アウトドア活動や作業を快適にすることにも貢献できます。外部充電が必要な電気自動車への充電を始め、アウトドアグッズへの充電など、わざわざ屋内から電力供給をせずとも使用することが出来るようになります。
■室内から延長コードなどを利用する手間が省ける
屋外にコンセントの設置を行わなかった場合、外で電力を使用したいシーンでは室内から延長コードなどを駆使して配線を引っ張ってくる必要が生まれます。延長コードは利便性が高いという反面、感電リスクが向上するものでもありますし、延長コードを使用させるために窓や扉をあけっぱなしにさせなくてはならず、室内空調や虫などの侵入を許してしまうことになります。屋外に添え付けのコンセントがあればこういった煩わしさを感じることがないのです。
■設置場所ごとに用途を持たせるとより利便性が向上する
屋外に設置するコンセント事に用途を明確にしておくことでより利便性が向上します。使用する家電類のコードの長さを事前に把握しておくことで必要になりそうな箇所を予め定めておき、屋外コンセントを設置してみましょう。
屋外コンセントのデメリット
■雨風に晒されるため故障や感電リスクがある
屋外にコンセントを設置するため、どうしても雨水からの故障や感電のリスクが向上してしまう点はデメリットとなるでしょう。屋外コンセントの場合にはいずれの場合においても必ず防水性能が搭載されたコンセントを使用するようにしてください。
■いたずら被害を受けてしまう対象に
屋外にコンセントがあるということは、勝手に第三者にいたずらで使用されてしまう可能性があるという点も理解しておきましょう。周囲を囲ってしまうようなクローズド外構の場合にはあまり考えられませんが、オープン外構などの場合には誰でも庭に進入できやすい環境です。見ず知らずの人に勝手に電力を使用されてしまったり、使用している機器のコンセントを勝手に抜かれてしまうケースも想定しておく必要があります。
■配線関連が起因で外観が損なわれる可能性がある
屋外コンセントを常に使用しておく場合には、その配線がお家の景観を損ねてしまう要因になるという点を理解しておきましょう。配線がたるんでいたりすることで、パッと見の印象を下げてしまいます。見た目を特に気にされる場合には、屋外コンセントを使用している最中の配線まで注意して設置場所を検討しましょう。
■消費電力の最大値に限界がある
また、コンセントにはその1か所ごとに最大使用電力量が定められています。その樹定量を超えて使用することは出来ませんので、特別大きな電力を要する家電・機器の設置が出来ない可能性がある点を理解しておきましょう。
まとめ
今回は屋外コンセント設置におけるメリット・デメリットについて解説しててきました。メリットに感じる点がある分、もちろんデメリットになりえる部分もつきものです。両方の視点からしっかりと理解した上で設置することで後悔ない設置を検討することができるでしょう。