こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。日々の暮らしの中で一般的に使用している照明などのスイッチ類。これらには通常、ボックスが付属されているのですが、なぜボックスが必要なのでしょうか?今回は、そんな疑問を解消するべく、スイッチにボックスが付いていることの必要性について解説していきます。

スイッチボックスとは
■スイッチの裏側に埋め込まれているボックス
まず、スイッチボックスとは何なのかという点から明確にしていきましょう。スイッチボックスとは、スイッチの裏側、つまり、壁側に埋め込まれている部分に存在するボックスのことを言います。スイッチを壁に埋め込む際にボックスを設置し、配線を通し、スイッチパネルで蓋をして設置するという形になります。
■種類は2つ
スイッチボックスには大きく分けて2つの種類があります。一つは、完全に壁の内側に埋め込む形で設置するボックスタイプであり、もう一つは露出型といって、壁の上に設置されるような形状になります。新築の場合には基本的に埋め込み型で設置されるケースが多いですが、後付けする電気工事の場合には露出型となるケースもあります。特別要がある場合には、その電気工事が可能かどうかを事前に確認しておくようにしましょう。
■配線や接続のための用途
このスイッチボックスは、用途としては配線や接続をする際のにスムーズにまとめておけるという利点があります。そのため、昔から一般的に使用されているものであり、コンセントの裏側にも同様のボックス設置がされているケースが多いです。特別、スイッチ用・コンセント用といったすみ分けはないため、両方とも同じ製品を使用していることがあります。
■近年ではボックスレス工法を取る場合も
そんなスイッチボックスですが、近年では敢えて使用せずにスイッチを電気工事で取り付けていくケースも多くあります。ボックスレス工法と言われ、ボックスにかかる製品費用が掛からずに行えるため多少、費用を抑えた電気工事を依頼することが出来るようになります。
■基本的には電気工事業者に手配してもらえる
このスイッチボックスですが、電気工事の場合に使用する際電気工事業者側で製品の準備をしてくれるケースがほとんどです。中には、少しでも製品にかかる費用を安くさせるためにと自身で購入した製品で取付を依頼することもできる可能性がありますので、希望がある場合には依頼する段階で事前に相談を行っておきましょう。
まとめ
今回はスイッチにおけるボックスの必要性について解説してきました。従来で考えれば、配線類をスッキリとさせまとめるといった役割を担っていましたが、近年ではボックスをあえて設置しないボックスレス工法で電気工事を行っているケースも多くあります。そのため、もしどうしても希望がある場合には要望を電気工事業者に事前に伝え、工事することが可能かどうかを明確にしておくと安心です。