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アース工事の種類について|電気工事業者による安全対策

こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。電気工事で行う工事内容の一つに『アース工事』があります。アース工事を行っておくことで安全に電気機器を使用することが出来るものですが、この工事を行ってもらう場合には、どんな工法の種類があるのでしょうか。今回はそんな視点から疑問を解消していきます。ぜひ参考にしてみてください。

電気工事におけるアース工事

アース工事の種類

■A種接地工事

アース工事の種類としてはA種接地工事と呼ばれるものがあります。A種とは、高圧用の電気機器器具の金属製外箱、避雷器などに施す設置工事のことを言います。高圧機器による感電などの発生を防止し、災害対策の一貫となる接地工事となります。

■B種接地工事

B種接地工事とは、高圧と低圧を変成する変圧器の低圧側に施す接地工事のことを言います。使用する電気機器によって高圧・低圧いずれに対応しているかを確認し、適切な電圧で送ることが不可欠になりますが、そういった変圧器を設置する上で必要になる接地工事です。

■C種接地工事

C種接地工事とは、300Vを超える低圧電気機器器具の金属製外箱や金属管などに施す接地工事のことを言います。300Vを超える場合なので、主に業務用地に使用される工事です。

■D種接地工事

D種接地工事とは、300V以下の低圧電気機器器具や金属製外箱および金属管などに施す接地工事のことを言います。300V以下の為、一般家庭における工事としても適用されるケースがあります。

アース工事の工法

■単独打ち込み工法

アース工事を行う方法の一つ目としては単独打ち込み工法というものがあります。この工法は最も一般的であり、1本のアース棒を打ち込んでいく方法になります。

■連結打ち込み工法

連結打ち込み工法と呼ばれるアース工事で施工するケースもあります。連結用のアース棒を使い、アース棒を2本連結させます。地面より奥深くにアース棒を流すことが可能です。

■並列打ち込み工法

最後に並列打ち込み工法という方法もあります。並列打ち込み工法としては、アース棒をリード線を使って横並びにすることで施工していきます。並列させる間隔については打ち込み深さの2倍以上にすると効果的とされております。アース棒1本でも十分に接地抵抗を得られるようであれば特別問題はありませんが、これらを組み合わせていくことでアース工事が行われるのです。

まとめ

今回は電気工事におけるアース工事の種類について解説してきました。アース工事では様々な種類がありますが、どんな方法で行っていくかについては電気工事業者にお任せしましょう。安全に使用し続けられるためにも、専門知識を有している業者に依頼すると安心です。

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