こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。一軒家の場合では特に、全ての部屋に対して1台ずつ設置を行いたくなるエアコンについて、2階以上の部屋に新設を希望するケースがあります。この場合には、1階に設置するのに比べてどのくらいの費用や作業内容での違いが生じるのでしょうか?今回はそんな疑問を解消していきます。事前にある程度想定をしておくことで予算外での驚きなどを最小限に留めることが可能です。ぜひ参考にしてみてください。

2階以上のエアコン電気工事
■専用回線の工事が必要な可能性がある
2階以上の部屋にエアコンを設置したいとする場合には、1階から2階に専用の回路をひく必要があります。2階以上の部分にブレーカーがあればこういった工事は不要ですが、一般家庭の場合では主に1階にブレーカーは集約されているものです。そのため、1階のブレーカーと新しく設置する2階のエアコンを繋ぐ回路工事が必要なのです。近年の新築の場合では、予めエアコンを全室に設置することを前提に、すでに回路工事も済まされているケースもありますので、電気工事業者に確認をしてもらうといいでしょう。
■費用面では室外機設置の手間分増えるケースがある
費用面で異なる点としては、主に室外機をどのように設置するかという点が大きく作用してきます。ベランダに室外機を設置するのか、壁に設置するのか、1階の地面に室外機を設置するのか、その希望によってエアコン設置にかかる費用が異なる点を認識しておきましょう。
■室外機設置については高所作業になるため追加費用が掛かる可能性
ベランダ設置ではなく、2階周辺の壁に室外機を固定させたいという希望の場合には一番手間と費用が掛かるでしょう。室外機を設置するにあたって高所作業になってしまう為、追加で費用が掛かるものです。ある程度しっかりとした強度で固定していかなくてはならず、設置するにあたって足場が必要になる可能性もあります。2階以上の場所での室外機設置では更に高額になりますので、予め認識していくと安心です。
■室外機を1階に設置する場合では配線の延長が必要
また、室外機の設置場所の一つとして2階以上のエアコン室外機を1階の地面に設置させるケースがあります。この場合、壁付けするよりも室外機設置のために足場を準備する必要がなく、高所作業であるという危険性も取っ払う事ができますが、1階部分からエアコン設置を行っている場所まで配線類を届かせる必要があります。一般的な長さでは足りないことが多いため、追加費用の発生がある点と、その配線を隠すためのカバー代などが加算される点を認識しておきましょう。
まとめ
今回は2階以上の場所へのエアコン設置について解説してきました。主に室内で行う設置作業については1階とほとんどかわることはありませんが、室外機の設置について工夫をしていく必要があります。ベランダに設置できるのか、1階に設置をするのかによっても行う工事内容が異なりますので予め希望を明確にした上で相談してみるといいでしょう。近年では猛暑により、全部屋に1台は必要とされるエアコンです。快適な住空間に整えるためには避けて通れない電気工事として認識し、できるだけ予算内に納める方法がないかを模索していきましょう。