こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。お家の様々な箇所にある換気扇。調理をしたり、水回りで湿気の溜まる部分や臭いの気になる箇所について空気を循環させることに貢献する部分でもありますが、この換気扇は、一体どの程度の年数について不具合を感じることなく使用し続けることが出来るのでしょうか?今回はそんな、換気扇の法定耐用年数について解説していきます。

換気扇の法定耐用年数について
■税法で定められた減価償却の対象となる資産に対して定めるもの
まずは、法定耐用年数という言葉が具体的にどんな状態を示すのかを明確にしていきましょう。法定耐用年数とは、その製品、つまり資産に対して定められている資産の寿命のことを言います。法定耐用年数に対して、減価償却と言って資産の価値を部bb且つして計上していく計算方法に則り、税法で定められているものになります。換気扇についてはこの定めの対象製品に該当するため、法定耐用年数が定めらています。
■換気扇では一般的に15年
換気扇においては、一般的に15年の法定耐用年数が定められています。新品の製品を取りつけてから、使用し続けることで15年以上経過した場合には法定耐用年数を超えるケースに該当しますので、15年を超えた段階で新しい換気扇への交換を検討しましょう。
■寿命とは異なるものである
また、重要な考え方として、法定耐用年数はその製品の寿命とは別途のものであるという点を認識しておきましょう。法定耐用年数はあくまで税法で定めらている一般的な年数のことであり、寿命は、その製品ごとに定められている正常に動作するであろう年数のことになります。法定耐用年数が15年の換気扇ではありますが、製品によっては寿命が10年程度であるケースもありますので、線引きをして認識をしておきましょう。
法定耐用年数を超えた換気扇の場合
■電気工事士に交換の依頼を行おう!
法定耐用年数を超えた換気扇を使用している場合には、新しい換気扇への交換タイミングになります。電気工事士に交換の依頼を行った上で新しい製品へ工事を行ってもらいましょう。換気扇は電気工事に該当するため、電気工事士による工事が必須の内容になります。自身で交換をする等といった判断をするのではなく、適切な依頼先を見定め、連絡を行っておくようにしましょう。
■耐用年数前であっても不具合を感じたら交換・修理が必要
また、その換気扇の耐用年数前のタイミングであったとしても、使用中に不具合を感じるケースがあればそのタイミングで交換や修理を検討していきましょう。通常よりも吸い込みが悪くなってしまったり、異音がしたりする場合には、換気扇の異常の発生になります。こうしたサインが発生した場合にはその段階で電気工事業者に相談を行い、適切に修理・対応方法を検討してもらいましょう。
■場所・用途に合わせた換気扇の選択を
換気扇を新しい製品に交換する場合には、その設置する場所や用途に合わせて最適な製品の選択をするようにしましょう。もちろん、選ぶ製品によって費用も異なりますので、用意できる予算には変動するケースもありますが、その中でも後悔の無い選択を行っていくことが重要です。一度設置したら、故障や法定耐用年数を達するまでほとんど交換することのない換気扇です。しっかりと検討して進めていきましょう。
まとめ
今回は換気扇の法定耐用年数について解説してきました。その資産となる製品に対しての寿命を示しているものである法定耐用年数、どれだけ綺麗に丁寧に使用している場合でも、こうした年数を超えることで徐々に劣化し始めていくものになります。その点を把握した上で、法定耐用年数を超えた換気扇については電気工事士に依頼をして新しい換気扇に交換を行いましょう。交換する場合には、今よりもより性能のよい製品が登場している為、利便性向上が叶うようにしっかりと検討して、後悔のない工事を依頼するようにしましょう。