こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。建物の中で照明やエアコンなどの電子機器を正常に使用するためにはブレーカー設備が欠かせません。このブレーカーは、一体どんな症状が出た時に故障が疑われるのでしょうか?今回はそんなサインの見極め方からブレーカー工事にかかる費用について解説していきます。

ブレーカーの故障サイン
*頻繁にブレーカーが落ちる
電子機器を使用するたびにブレーカーの元から切れてしまう状態が連続して多発する場合にはブレーカー本体の故障サインの一つになります。ブレーカーは、使用電力量が過剰になった場合に自動的に主電源が落ちる仕様にはなっていますが、対して電子機器を使用していない場合でもブレーカー本体が落ちてしまう場合には故障を疑いましょう。
*異音や異臭がする
ブレーカー本体から、普段聞かないような異音や異臭が発生している場合には、ブレーカー内部で何かしらの不具合が生じているケースが想定されます。このような状態が確認できた場合には、速やかに電気工事業者に相談をしましょう。異変が発生している箇所の特定を行ってもらうようにしましょう。
*ひび割れ・変色などが目立つ
ブレーカー本体に、ひび割れや変色などが目立つようになってきている場合には、そろそろブレーカーのメンテナンス時期ととらえてもいいでしょう。どうしても長い年数経過していくことで故障リスクが高まっていきます。ひび割れがある場合には特に、いつ故障してしまうか分からない状態になっている為、できるだけ早く電気工事業者に相談を行うようにしましょう。
*作動しなくなった
ブレーカーの本体電源を入れているにも関わらず、作動しなくなってしまった場合には本体の故障を疑いましょう。使用電子機器は関係なく、作動していないのであればブレーカー本体の問題の可能性が高いです。電子機器が正常に使用できなくなっている状態ですので、速やかに電気工事業者に相談しましょう。
*火花が出た
また、ブレーカー本体から火花が出てしまった場合にはいち早く故障・修理の依頼を進めていきましょう。ブレーカーの故障を始め、関連している電子機器にも影響が懸念されます。放置することで火災や漏電リスクが高まってしまいますので、緊急で相談を進めていきましょう。
ブレーカー工事の費用
*ブレーカー交換の場合:3,000~15,000円程度
ブレーカーの故障サインを確認し相談をした場合、結果的にブレーカー本体を交換することになった場合では3,000~15,000円程度の費用が想定されます。具体的にどんな製品のブレーカーに交換するのかによっても価格が異なりますので、設置状況などを見てもらった上で最適な電気工事を提案してもらいましょう。
*分電盤交換の場合:20,000~40,000円程度
また、分電盤に異常が発生することで交換しなくてはならないケースでは、20,000~40,000円程度の費用が掛かるでしょう。より電気部分に近しい厄介な作業が加わってしまうため、費用としても高額になってしまう点を認識しておきましょう。
まとめ
今回はブレーカー工事にかかる費用と、ブレーカーの故障サインについて解説してきました。ブレーカーは使用し続けていくものです。経年劣化と共にある日突然故障してしまう可能性を秘めているものです。だからこそ、故障のサインが見られた場合には速やかに電気工事業者に相談しましょう。故障箇所をそのままにすることのないように、常に安全に使用できる環境に整えておくことが重要です。