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近年欠かせない住宅家電の一つでもあるエアコン。エアコンは各部屋に1台ずつ設置したいほど、利用頻度の高い家電ですよね。そんなエアコンを新しく住宅に設置しようとする場合には、電気工事による設置作業を行うことが一般的ですが、この場合、ブレーカー工事も同様に行わなくてはならないケースがあります。今回はそんなケースについて解説していきます。

エアコン工事とブレーカー工事
*大きな電力を使うエアコンだからこそ必要
エアコンを新しく設置することと、ブレーカー工事については、一見なんら関係のないことのように思われる事でしょう。ですが、一概にそうとは言えません。その理由としては、エアコンは使用することで大きな電力を使用する必要のある機器であるという点があります。今まで使用してきたエアコンを新しいものに交換するという場合では特別問題にならないケースも多いですが、新しくエアコンを設置する場合には特に、ブレーカー工事が関連する点を認識しておきましょう。
*既存ブレーカーに空きがなければブレーカー工事は必須
既存で設置されているブレーカー本体に、まだまだ空きがある状態であれば、そのブレーカーに新しいエアコンの配線をつなげていくだけになります。ただし、既存ブレーカーに空きがない場合には、ブレーカー本体を増設する工事が必要になってきます。ブレーカーは、その繋げられる電子機器を安全に使用するために必要な設備の一つですので、ブレーカーなくしてエアコン設置は出来ません。
ブレーカー工事の注意点
*アンペア数の確認をする
エアコン設置に伴うブレーカー工事の注意点としては、まずはアンペアの確認が必要な点が上げられます。分電盤のブレーカーにおいて、現在の契約アンペア数を確認した上で、エアコン設置ができるかどうかを念のため調べておきましょう。30アンペア以上が必要とされていますので、これに達しないブレーカーの場合には安全な使用ができるようにもブレーカー工事・分電盤工事を合わせて依頼しましょう。
*200V対応が可能かどうか
200Vのエアコンを使用する場合には、そのブレーカーの分電盤が200Vに対応することが出来るかどうかを確認する必要があります。もし200Vに対応できないブレーカーの場合には、ブレーカー側の工事を行って200V対応にさせるか、エアコン自体を別の製品に交換するかを検討しましょう。
*適宜契約内容を見直す必要がある
合わせて、その建物における電気使用量の契約内容を見直していくことも重要です。エアコンなどの高消費電力家電を新しく追加で設置する場合には特に、今の契約電力よりも過剰な使用量になってしまう場合には頻繁にブレーカーが落ちたり、不具合が発生する可能性があります。必要に応じて契約内容を見直し、利便性向上にも努めていきましょう。
まとめ
今回はエアコンの電気工事に合わせて行うブレーカー工事の注意点について解説してきました。使用することで大きな電力を使用する機器だからこそ、ブレーカーの工事や契約内容の見直しを行うという必要があります。電気工事業者にエアコン設置の依頼を行った段階でブレーカー周りの工事の必要有無を確認しておくことで、スムーズな設置依頼を進めることが出来るでしょう。