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漏電の原因とは?電気工事業者に依頼すべき理由を解説

漏電の原因とは?電気工事業者に依頼すべき理由を解説

こんにちは!福岡県遠賀郡に拠点を置く【電気工事KAMATA】です!当社は福岡市から北九州市を中心にさまざまなエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております。日常生活で「ブレーカーがよく落ちる」「コンセントが熱くなる」「家電の調子が悪い」などの症状を感じたことはありませんか?これらは漏電のサインである可能性があります。漏電は気づかないうちに進行し、最悪の場合、火災や感電事故につながることもあります。そのため、早めに原因を特定し、適切に対処することが非常に重要です。今回は、漏電の基本知識や主な原因、電気工事業者に依頼するメリットや対策方法まで、詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!

漏電によって発火したコンセントをイメージした画像

そもそも漏電とは?

漏電とは、電気が本来通るべき経路以外に流れてしまう現象のことを指します。家庭内の配線や家電は、適切な絶縁や接続によって電気が安全に流れるよう設計されています。しかし、配線の劣化や家電の故障、過負荷などによって絶縁が破れたりショートしたりすると、電気が予期せぬ場所に流れます。この状態を「漏電」と呼びます。

漏電が起きる主な原因は3つ!

①劣化による漏電

古くなった配線または断線長年使用している配線は経年劣化によって絶縁性能が低下し、漏電の原因になります。特に築年数の古い住宅では、配線が古く断線や接触不良が起きやすく、漏電リスクが高いと言えるでしょう。また使い続けている電化製品は、内部の故障によって漏電が起こる可能性があります。特に冷蔵庫やエアコンなどの消費電力が大きい家電は内部での絶縁破れやショートが原因で漏電が発生するケースがあります。

②「水」による漏電

水回りや湿気による配線の劣化キッチン、浴室、洗面所などの水回りは湿気や水しぶきで配線の絶縁が劣化しやすい場所となります。特に浴室の換気が不十分な場合や、床下に湿気がこもる場所は、漏電リスクが高くなります。

③タコ足配線・過負荷による漏電

家電をつなぐタコ足配線は、配線に過剰な負荷がかかり、漏電や火災の原因となることがあります。特に電子レンジやドライヤーなどを複数同時に使用すると、コンセントや延長コードの絶縁が破れやすくなり、漏電を引き起こしやすくなります。

漏電にはサインがある!

家庭で漏電が起きているかを見分けるサインは以下の通りです。
・ブレーカーが頻繁に落ちる
・コンセントや配線から異臭や発熱がある
・電気代が急に高くなった気がする
・家電本体の性能が発揮されていない
これらの症状が見られた場合は、早急に専門業者に点検を依頼することが安全です。漏電は初期段階では目に見えないことが多く、放置すると家庭内で火災や感電・家電本体の故障につながる恐れがあるため、早めの対応が重要なポイントです。

漏電によりタコ足配線から炎が出ているイメージ画像

電気工事業者に依頼するのはどうして?

・専門機器で正確に漏電箇所を特定

漏電は、目に見えない場所で発生していることがほとんどです。原因を特定せずに修理を試みると、かえって事態を悪化させてしまう危険性があります。電気工事のプロは、これまでの経験と、専門知識を駆使し漏電箇所を正確に断定。無駄な工事を省き、根本的な原因を解決することが期待できます。

・安全な修理や配線の交換

漏電の原因は、配線の劣化や家電の不具合など多岐にわたりますが、自力で修理や交換を行うと感電や火災のリスクが高まります。電気工事業者は、資格を持つ専門家として、適切な工具や安全装置を使用し、安全に修理や配線の交換を行います。ただ修理をするのではなく、漏電リスクを最小限に抑えるための処置を施し、作業中の事故を防ぎながら確実に施工を行います。これによって安心した生活を維持することができるのです。

・法令に沿った施工で事故・トラブル防止

電気工事業者は、建築基準法や電気事業法などの法令に従い、適切な施工を行います。れらの基準を守らずに作業を行うと、思わぬ事故やトラブルの原因になったり、場合によっては法令違反となることもあります。すべての工程で安全基準をクリアしていることが重要となり、漏電やショート、火災などのリスクを未然に防ぐことが可能となります。

漏電を未然に防ぐ対策方法3つ!

01.定期的な点検を行う

電気が関わる製品は使用しているうちに少しずつ劣化していきます。そのため、専門業者による配線やブレーカーの定期点検は、漏電リスクの早期発見につながると言えます。

02.配線の更新や耐湿・防水加工

築年数の古い住宅や湿気の多い空間では、配線の絶縁が劣化して漏電の原因になることがあります。キッチンや洗面所、浴室などの水の影響を受けやすい電化製品は、定期的なメンテナンスとともに、保護カバーを取り付けることで外部の衝撃や湿気から守ることができます。

03.電化製品の寿命や使い方に注意

漏電の原因は配線などの電気だけでなく、家電製品自体にもあります。何年も使い続けている古い家電や消費電力の大きい機器は、内部の絶縁不良や故障により漏電を引き起こすことがあります。可能であれば使用状況に応じて交換したり、適度に点検することをおすすめします。またタコ足配線や延長コードの過剰使用も避け、定格容量を守ることも安全に繋がるでしょう。日常的に使用する電化製品を見直すことも、漏電リスクを防ぐことにつながります。

漏電によって室内のコンセントから発火しているイメージ画像

まとめ

今回は家庭で発生する「漏電」について、その原因や電気工事業者に依頼するメリットと対策方法を詳しく解説しました。漏電は配線や断線だけが原因ではなく、湿気の影響や家電自体の故障などさまざまな要因で発生します。放置すると感電や火災の危険があるため、早期発見と対応が非常に重要です。電気工事業者に依頼することで、漏電箇所を正確に特定し、安全な修理や配線交換、法令や規格に沿った施工が可能となります。事故やトラブルを未然に防ぎ、長期的に安全な電気環境を維持することができるため、まずは相談してみると良いでしょう!

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