こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。お住まいにてコンセントの故障や交換・増設を検討している方の中には、どんなコンセントの種類があるのかな?という疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、電気工事で取り付けることの出来るコンセントの種類についてご紹介していきます。用途や目的に合わせて理想的なコンセントを選べるように、ぜひ参考になさってみてください。

コンセントの種類
■単相100v
一般家庭において、もっとも一般的な形状のコンセントで、差込口が2つあるコンセントです。2つの差し込み口にはそれぞれに役割がああって、電圧がかかっている右側の穴と、地面に繋がることで余計な電気を外に流す左側の穴の2つで1つという構成になっています。15Aであることが多く、ごく一般的にコンセントとしてイメージしやすいものになります。
■単相200V
単相200vとは、一般家庭を中心に設置されるコンセントではありますが、エアコンや電子レンジなどの、使用することで大容量の電力を使用する必要があるコンセントの際に設置されます。単相100vに比べて単純に2倍程度の電圧があるところが特徴です。20Aであることが多く、アース付であるケースも多いです。
■三相200V
単相のコンセントとは異なり、三相の場合は工場やショッピングモールなどの業務用に特化したコンセントです。差込口が3つになります。電気を流す導線の数とそれぞれの容量が違い、3本すべてに200vずつの電圧を流すことが出来るため、より大きな電力を出力することが可能になります。電力会社との契約を行う事でこの三相コンセントを使用することが出来るようになります。
■アース付コンセント
通常のコンセントの挿し口は2つで1つの形状ですが、その下にもう一つ穴が開いているパターンがあります。この穴があるコンセントのことをアース付コンセントを表現します。電気機器にて生じた過剰な電圧を地面に流す役割があり、感電・漏電・静電気の発生を防いでくれるものです。洗濯機や食洗器・電子レンジなどのプラグにアース線が付いていることが多く、これらを利用する場合にはアース付コンセントを取り付けるように定められています。
■マルチメディアコンセント
マルチメディアコンセントとは、通常のコンセントのほかにテレビ用コンセントやLANケーブル用コンセントがまとまって一つのコンセントの形状となっているものです。マルチメディアコンセントに集約させることでそれぞれの配線類を一か所にまとめることが出来るため、納まりもよく見栄えも向上します。
■防水コンセント
特に屋外にコンセントを設置する際に向いているものであり、雨や風を避けるためのカバーが付いています。屋外にコンセントがあることで、防犯カメラや車の掃除の際の掃除機・照明などの利用にも役立ちますし、草刈りを行ったり、バーベキューなどの際の幅を広げることが可能になります。
■床用コンセント
一般的に見かける壁に付けられたコンセントとは違い、床に埋め込む形のコンセントもあります。壁のコンセントまでは使用したい箇所的に遠く、延長コードを使用しなくてはならないなどといった問題を、床に埋め込む形でコンセントを設置することで解消することが出来るのです。使用するときに床からポコッと取り出して使用するような操作ですので一般的に邪魔になってしまうことはほとんどありません。様々な柄や色があるため、内装にもなじませやすいでしょう。
まとめ
今回は電気工事で設置できるコンセントの種類について解説してきました。様々な種類のあるコンセント、自身がより利便性高く使用していくことが出来るように、使用用途や電力について深く検討していきましょう。