こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。夜間や暗い部屋を明るく照らすことで利便性を向上させることが出来る照明スイッチ。室内はもちろん、屋外に設置したいケースももちろんあります。そんなスイッチですが、雨や水に濡れてしまうリスクが高い箇所に付ける場合には、予め防水加工されているスイッチを取り付けることをおすすめしております。今回は、スイッチが水に濡れてしまうことでもたらされる危険性から、防水スイッチのおすすめ設置場所について解説していきます。もし、これからスイッチを増設したいと考えている場合にはぜひ参考にしてみてください。

防水スイッチの重要性
■濡れることでショートする危険性
照明などのスイッチ類は、水や雨でぬれてしまうことでショートを起こす危険性が高まります。ショートとは本来の回路を通らずに電流が流れてしまう事象のことで、瞬時に大きな電流がながれることから、その箇所での発火や感電などのリスクも向上します。また、自身の手も濡れている状態が想定されるため、よりショートしてしまった際の危険性が高まるのです。
■濡れることで漏電の危険性
スイッチが濡れることで漏電してしまうリスクも向上します。漏電とはショートと似たような現象であり、本来の電源経路から外れて外部に電流が流れてしまう事象を言います。水は電気を通しやすい性質を持っている為、自身の手が濡れている状態ですと、身体の中にまで電流が到達してしまう恐れがあります。
■濡れることで故障の危険性
更に、濡れてしまったスイッチは、故障の原因にもなり得ます。回路の部品が故障してしまったり、金属部分が徐々に腐食していく可能性が高く、漏電やショートすることなく使用し続けられていたとしても、突然使用できなくなってしまう可能性がある点を認識しておきましょう。
■故障してしまったら電気工事業者による修理が必須
上記のようにいずれかのトラブルが発生した場合には、電気工事業者による修理を依頼しなくてはなりません。電気系統の工事は専門資格を有している人でしか取り扱うことが出来ません。そのため、電気工事士という知識を持った業者に速やかに依頼を行いましょう。修理に際して、費用が掛かるものになりますので、できれば事前に故障してしまうリスクを軽減させておくことが重要です。
防水スイッチのオススメ設置場所
■屋外スイッチ全般
屋外に設置するスイッチは、全般的に防水加工の施されているスイッチで統一したほうが良いでしょう。雨に晒されるため、どうしても故障リスクが高まります。防水スイッチを取り付けられない場合には、防水の為の専用BOXを取り付け、その中にスイッチを収納するといった方法もあります。いずれにせよ、直接雨水がスイッチに当たってしまうことがないように対策を施していきます。
■浴室内
浴室内にスイッチを設置する場合にも注意が必要です。照明ライトのオンオフや、電子機器のオンオフ・ライトの光調節のスイッチなどについては、防水加工を施したスイッチで設置を行っておきましょう。
まとめ
今回は防水スイッチの重要性とオススメの設置場所について解説してきました。濡れることで危険性の高まる部分であるという認識をしっかりと持つことで、防水スイッチの重要性を理解してもらうことができたことでしょう。水にぬれる危険性の高い場所においては予め防水スイッチを設置するなどし、様々なリスクに想定しておきましょう。