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アース線の安全な取り付け方について|電気工事による取り付けも可能です

こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。室内で使用する様々な家電において、製品によってはアース線が取り付けられている物があります。こういったアース線をコンセント側にある端子に設置していくことで、安全対策もバッチリに設置を行いたいと考える方も多いのではないでしょうか。では、アース線はどのように取付を行っていったらいいのでしょうか?今回はそんな疑問を解消するべく、アース線の取付方について解説していきます。

アース線の取付方

アース線の取付方について

■ネジタイプ

アース線の取付方の一つであるネジタイプから解説していきます。コンセント側に設置されているアース端子のカバーを指で開き、内側にネジが見えている形状の物を言います。ドライバーが設置に際して必要になるため予め準備しておきましょう。

①感電防止のためコンセントプラグは全て抜いておく:アース端子のあるコンセントに刺さっているケーブルがあれば一度全て取り外しておきましょう。そのままアース線取り付けを行うことで感電のリスクが向上します。

②アース線の銅部分をJの字のように曲げて形を作る:ケーブル側から伸びているアース線の金属部分を指で曲げていきましょう。内側のネジに引っかかりやすくするためになります。

③ネジを緩める:アース端子側のネジをドライバーを使って少し緩めていきましょう。アース線が引っかかる程度に緩めることが出来れば問題ありません。間違ってもネジを取り外してしまわないように注意しましょう。

④銅部分をネジに引っ掛ける:緩めたネジの間に、アース線の銅線を引っ掛けていきます。落ちないようにしっかりと差し込んでおくことがコツです。

⑤アース線を巻き込みながらネジを閉める:この状態でネジを閉めていくことでアース線をしっかりと固定していきましょう。

■ワンタッチタイプ

アース線を取り付ける方法の2つ目としては、ワンタッチタイプという種類があります。ワンタッチタイプの場合には、コンセントのアース端子の差込口に元々小さな穴が開いている為、そこにアース線を直接差し込むことで取り付けが完了します。この取付を行う場合にも、同じコンセントに刺さっているプラグを全て抜いた状態で行うようにしてください。こういったワンタッチタイプのアース端子の場合では差込口が2箇所ありますが、基本的にどちらに差し込んでも問題はありません。

■つまみタイプ

アース線を取り付ける方法の3つ目には、つまみタイプの種類があります。コンセント側にアース端子として指で調節できるつまみが付いている形状です。取付に際しドライバーなどを準備する必要はありませんので簡単に接地が可能になります。感電防止の観点から、同一コンセント上に刺さっているプラグは全て取り外しを行った上で作業を開始してください。一度つまみを緩め、その隙間にアース線を引っ掛けてから挟み込む形でつまみを閉めていきます。しっかりとアース線を固定することが出来れば取付完了です。

難しい場合には電気工事業者に依頼しよう

また、どうしてもアース線の取付が難しいといった場合には電気工事業者に依頼を行いましょう。こうした少しのご依頼でも現地に駆けつけ対応を行ってくれるでしょう。自分で出来ないからと言ってそのままにしてしまうのではなく、きちんと取付が出来る方法を検討していきましょう。

まとめ

今回はアース線の取付方について解説してきました。その家電類・電気機器類を安全に使用していく上で欠かせないアース線。適切な方法で設置を行っておくことで万が一の際のトラブル・危険性を軽減させることに貢献します。アース線が取り付けられている製品の使用についてはアース線をしっかりと取り付け、長く安心して使用しし続けられるよう対策を行っておきましょう。

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