こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。建物内での生活をより便利にするために、様々な電気製品は欠かせません。特に、照明器具やエアコンなどの空調設備は離せない製品の一つになることでしょう。そんな、固定で使用する電気について、ブレーカーから電気配線をしておく必要があるのですが、何かしらのトラブルで故障してしまった場合には、どのくらいの費用をかけて修理することが一般的なのでしょうか?今回はそんな電気工事時のブレーカー工事費用の相場について解説していきます。

電気ブレーカーとは
■電気回路の異常を検知し電線を保護するための安全装置
まずは電気ブレーカーがどんな役割を果たす設備なのかをしっかりと認識しておきましょう。電気ブレーカーとは、その建物内で使用する様々な電気回路において異常が発生した際に、それらの電線を保護するための役割を担っています。電気機器の故障や、一気に電気容量を使用していることが原因で過電流となってしまった場合に、自動的に電気を遮断して火災や感電してしまうリスクを防ぐことが出来ます。
■ブレーカーの種類は大きく分けて3種類
そんな電気ブレーカーには、大きく分けて3つの種類があります。
・契約ブレーカー:電力会社との契約容量を決定するブレーカーのこと
・漏電ブレーカー:漏電を検知して電気を遮断することが出来るブレーカーのこと
・安全ブレーカー:分電盤から各部屋に電気を送る分岐回路ごとに設置されており、以上を検知して電気を遮断することができるブレーカーのこと
ブレーカー工事の費用相場について
■修理のための交換作業の場合:5,000~8,000円程度
故障が疑われるブレーカーの場合には、そのブレーカーごと交換してしまう作業が発生します。その場合には、5,000~8,000円程度の費用で依頼をすることが可能でしょう。業者によっても、設置場所によっても異なりますので、必ず見積をとった上で契約を進めていきましょう。
■新しくブレーカーを設置する場合:15,000~20,000円程度
既存のブレーカーでは新しい電気機器を設置できなくなってしまった場合には、新しくブレーカー自体を追加する必要があります。その場合には15,000~20,000円程度の費用が掛かる点を認識しておきましょう。ブレーカーを設置し正常な動作ができるように整えていきます。
■分電盤の交換が必要な場合にはより高額に
ブレーカーの工事を電気工事業者にて行う場合には、分電盤の交換工事も合わせて必要になるケースがあります。分電盤工事が発生する場合には、上記の費用相場に合わせて追加で費用が発生する可能性が高くなりますので認識しておきましょう。
■ブレーカー工事に合わせて費用が掛かる作業もある
更に、ブレーカー工事に合わせて別途工事が必要になるケースもあり、その場合にはそれぞれに作業費用が掛かってきます。アンペアブレーカーの交換や安全ブレーカー・漏電ブレーカーの設置など、どのような工事を行うかによって全体の費用感が決定します。
まとめ
今回はブレーカー工事の費用相場について解説してきました。ブレーカー工事は電気工事業者に依頼をしなくてはならない工事のひとつです。費用が掛かるからと言って不具合箇所をそのままにしてしまったり、自身で修理を試みることが出来ないものでもあります。異変を感じた場合には早急に依頼をし、適宜必要な工事内容を提案してもらうようにしましょう。