こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。
「最近ブレーカーがよく落ちる…」「家電を同時に使うと突然電気が切れる」そんなお悩みは、契約しているアンペア数が足りていないのが原因かもしれません。アンペア変更とは、ご家庭や事業所で使える電気の容量を見直す工事のこと。本記事では、アンペア変更が必要なタイミングや工事の流れ、費用の目安について、わかりやすく解説します。

ブレーカーが落ちる原因の一つはアンペア数が少ないから
電気の使いすぎでブレーカーが落ちる原因の一つに、契約しているアンペア数の不足があります。ここでは、その仕組みと注意点を解説します。
*アンペアとは
アンペアとは、電気をどれだけの量使えるかを表す単位です。私たちが契約している電気の「容量」を示しており、この数値が大きいほど、同時に使える家電製品の数や消費電力が多くなります。たとえば、30アンペア契約なら約3,000ワットまで、40アンペアなら約4,000ワットまでの家電を同時に使うことができます。家電を使う際のアンペア数は、「ワット数(W)÷電圧(V)」で計算できます。家庭用電源の電圧は通常100Vなので、例えば1200Wの電子レンジを使う場合は「1200W ÷ 100V = 12A」となります。つまり、この電子レンジを使うだけで約12アンペアを消費する計算です。複数の家電を同時に使用すると、その分アンペア数が加算されるため、契約アンペアを超えるとブレーカーが落ちてしまうのです。
*アンペアが足りないとなぜ落ちるのか
契約しているアンペア数は、同時に使える電気の上限を示しています。例えば30アンペア契約の場合、エアコン・電子レンジ・ドライヤーなどを同時に使って、合計の消費電力がその上限を超えると、電気の使いすぎと判断され、ブレーカーが自動的に電気を遮断します。これは、電気の使いすぎによる火災や設備の故障を防ぐための安全装置の働きです。つまり、アンペアが足りていない状態で家電を同時に使うと、安全のため、ブレーカーが落ちる仕組みになっているのです。
アンペアが足りてない場合はアンペアの変更を
*契約変更だけなら無料
アンペア数を上げるときは、電力会社への契約変更の依頼をすると電力会社のほうで変更してくれます。スマートメーターの場合は遠隔操作で変更できるため工事も必要ありません。スマートメーターを使っていない場合は、先にスマートメーターへの交換工事が行われ、その後にアンペア変更が実施されます。
*延期になる場合もある?
雨の日については、明らかに事前に天気予報としてわかる場合があります。週間天気予報の3日前程度で確実な雨降りが確定した場合には、早めにアンテナ工事を行う業者側から作業延期の為の連絡が入るでしょう。その場合には代替の日をすり合わせ、アンテナ工事を行う日程を再調整することとなります。
*有料になる場合も
電力会社にもよるかもしれませんが基本的に70A以上にする場合は別途料金がかかる可能性がありますので、よく確認して変更しましょう。
アンペア数が十分あるのにブレーカーが落ちる場合
契約アンペア数が十分でも、ブレーカーが落ちることがあります。原因としては、配線の劣化による漏電や、1つの回路に家電が集中して回路ごとの許容量を超えている場合が考えられます。また、漏電ブレーカーが作動しているケースもあります。こうした場合はアンペア変更では解決できないため、工事が必要になる場合があります。

まとめ
ブレーカーが落ちる原因の多くは、契約アンペア数の不足による電力オーバーです。家電の使用状況に応じてアンペア変更を行うことで、快適で安心な暮らしを実現できます。ただし、配線やブレーカーの劣化による別の原因もあるため、正確な判断には専門業者の点検が重要です。お困りの際は電気工事KAMATAにご相談ください。