こんにちは!福岡市や北九州市を中心に様々なエリアにて電気工事に関するお悩みを解消しております電気工事KAMATAです。「部屋にもう一つコンセントが欲しい」「延長コードをやめてスッキリさせたい」――そんなときに思い浮かぶのが、コンセントの新設です。しかし、電気工事はすべて自分でできるわけではありません。この記事では、コンセントの新設はDIYでできるのかどうか、必要な資格や法律、そして実際に業者に依頼した場合の費用についてわかりやすく解説します。

コンセント等の電気工事は電気工事士二種の資格が必要
*法律で決まっている
コンセントの増設や移設、スイッチの交換といった電気工事は、法律で「第二種電気工事士」の資格を持つ人しか行えないと定められています。電気は扱いを誤ると火災や感電といった重大な事故につながるため、安全性を確保するために国家資格が必要なのです。無資格で工事を行うと、法律違反となるだけでなく、万が一の事故時に保険が適用されないケースもあります。安心・安全な電気工事を行うためには、必ず有資格者に依頼しましょう。
*漏電や火災、感電の恐れがある
電気工事を誤ると、見えないところで電気が漏れる「漏電」や、発熱による「火災」、そして人が触れたときの「感電」といった危険が発生することがあります。たとえ見た目がきれいに仕上がっていても、内部の処理が不適切だと大事故につながる恐れがあるため、電気の取り扱いには十分な知識と慎重さが求められます。安全第一で、専門業者に任せることが安心です。
どうしても増やしたい場合は器具を使用する手も
「トイレにコンセントが足りないけれど、工事まではちょっと…」という方も多いのではないでしょうか。そんなときは、電気工事をせずに使える便利な器具を活用する方法もあります。安全性に配慮された製品を正しく使えば、簡易的にコンセントの数を増やすことが可能です。
*シーリングから電源を取る方法
天井にある照明用の「シーリングソケット」から電源を取る方法は、簡易的に電気を使いたいときに便利な手段の一つです。専用の分岐アダプター(シーリング用電源分配器)を使えば、照明と同時にコンセントタイプの電源を確保することができます。たとえば、Wi-Fiルーターや防犯カメラ、小型の家電の電源として利用されるケースがあります。ただし、使用する機器の消費電力が大きすぎると危険ですので、製品の説明をよく読み、容量や用途を守って正しく使いましょう。
*デメリット
シーリングから電源を取る方法は便利ですが、天井や壁からコードを垂らす形になるため、どうしても配線が目立ってしまいます。インテリアの雰囲気を損なったり、部屋が雑然とした印象になったりすることも。また、コードが垂れ下がっていると引っかけたりするリスクもあるため、安全面でも注意が必要です。見た目や整頓を重視する方には、あまりおすすめできない方法です。
業者に依頼するといくらかかるの?
*延長工事で12,000円~
既存のコンセントから配線を延ばして別の場所に電源を設ける「延長工事」は、電気工事KAMATAでは12,000円〜が目安です。壁や床に配線を通す距離や方法によって料金は変動し、露出配線か隠ぺい配線かでも費用に差が出ます。距離が短く、構造がシンプルな場合は比較的安く抑えられますが、場所や設置環境によって追加料金がかかることもあるためお見積もりをさせていただきます。
*ブレイカーから持ってくると18000円~
ブレーカーから新たに配線を引いてコンセントを増設する場合、費用の目安は18,000円〜です。この作業には壁内への配線や、分電盤からの電源取り出し、必要に応じた穴あけや仕上げ処理などが含まれるため、比較的手間がかかります。設置場所が遠かったり、隠ぺい配線を希望する場合には、さらに追加費用が発生することもあります。事前に現地調査と見積もりをしてからの作業となります。

まとめ
コンセントの増設には、DIYで対応できる方法もありますが、安全性や法律の観点から基本的には有資格者による工事が必要です。電球ソケットやシーリングからの電源取り出しは一時的な対応として便利ですが、見た目や安全性に課題があります。しっかりとした配線を希望する場合は、延長工事で約12,000円〜、ブレーカーからの配線では18,000円〜がかかります。電気工事KAMATAではいかなる依頼内容であっても高品質な仕上がりをお約束いたします。国家資格でもある第二種電気工事士の資格を保有する作業員が現地にお伺いし対応致しますので、お客様に危険の伴う作業は一切ございません。高品質でありながらも、福岡県という地元に密着した電気工事屋として親切かつ丁寧な接客を心がけております。